Ars cum natura ad salutem conspirat

美術大学ワークショップ「映画を撮る」


当館の講座『美術大学』では、実技の一環として3年前より「映画」の授業を行っています。

実技は他に絵画や彫刻、版画がありますが、これらは全て個人作業。映画は唯一の共同制作になります。

5~6人ずつでチームを組み、若手監督の講師の指導のもと、監督、脚本、演出、出演、カメラ、メイク、小道具などなど・・・、大きなことから細かいことまで、全て受講生が自力で行います。

映画を撮ることなんか、考えてみたこともなかった大人が、本気で作ったオリジナル作品。海までロケに行ったチームもありました。演出についてケンカ寸前まで語り合ったチームもありました。一本10分~15分ですが、これがかなり見ごたえがあります。

現在、3本の映画が当館ライブラリーで公開中です。また、10月、12月と続々と新作があがってくる予定です。ご興味のある方は、当館2階のライブラリーでお申し出いただければご覧いただくことができます。


Copyright Setagaya Art Museum. All Rights Reserved.