Ars cum natura ad salutem conspirat

さくら祭


世田谷美術館では4月3日、4日にさくら祭を開催いたしました。なんと今年で、もう7回目の開催となりました。過去ベストといってもいいくらいの丁度の満開に当たり、両日で5000人を超えるお客様にご来場いただきました。

砧公園は、ファミリー層のお花見客が圧倒的に多く、当館のさくら祭では、小さな子どもたちから大人の方まで、気軽に参加していただけるワークショップを充実させています。

今回は、次のようなワークショップでした。


その1、《100円ワークショップ・お花見カンバッチを作ろう》

いろいろな色、柄の桜の花の切り紙を好きなようにレイアウトしてカンバッチに加工するもの。とても簡単にオリジナルのデザインの桜のカンバッチを作ることができますので、お花見の記念に喜んでいただきました。


その2、《100円ワークショップ・モザイク◆マグネット》講師:岡田七歩美(モザイク作家)

本物の大理石を使ったマグネット作り。ペットボトルのキャップに石粉粘土をつめて、大理石を並べていきます。大人の方にも大人気でした。


その3、《「わたし」のさくらはどんな色?》講師:前沢知子(アーティスト)

自分の感じる桜の色をさまざまな画材で表現します。できあがった作品はその場で展示していきました。


美しい桜をたっぷり眺めた後は、心も気持ちも豊かになっているはず。その気持ちのままで作ったり、描いたりする作品はどれもとっても素敵でした。来年のお花見もぜひ、砧公園の桜と当館のさくら祭のワークショップをセットでお楽しみいただけると幸いです。


また、会場では例年、チャリティライブを開催しています。今年集まった金額は、なんと108,110円。こちらはエイブル・アート・アワードという障がいのある方の芸術活動支援に募金させていただきます。ありがとうございました。


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