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アーカイブ:2011年07月
夏休みがやってきました。
小さい頃、
一ヶ月半のお休みはまるで永遠のように感じられました。
その高揚感と無限の想像力を小さな胸に秘めて、
7月の夜はいつもうまく眠れなかったように思います。
そんな郷愁とともにむかえた夏休み最初の週末、宮本三郎記念美術館のすぐ近くで心躍るお祭りが開催されました。
毎年恒例のこのイベントはすいか割り体験のあと、割ったすいかをまるごともらえるという夢のようなお祭りです。
その名も「フェスタ DE すいかわり」!!
そのメインイベントを囲むように、かき氷ややきそばの屋台、射的などのゲームのお店が立ち並びます。
宮本三郎記念美術館も毎年このお祭りに参加させていただき、ワークショップをやっています。
今年はカンバッヂを作るワークショップを開催しました。
まるい紙に好きな絵を描いて、フィルムをのせてカンバッヂメーカに入れると。。。
世界でたった一つのオリジナルカンバッヂができるのです!
カンバッヂができる工程はとても楽しいので、
ひとつ出来上がるともうひとつ、またひとつ、こどもたちは夢中で絵を描きだします。
とても不思議なことですが、
カンバッヂのかたちになると、どの子の絵もみんなアーティスティックに見えるのです。
絵が、息を吹き込まれてしゃんと背筋を伸ばすように、作品であることを自覚するように、輝き始めるのです。
できあがったカンバッヂをうけとるこどもたちの顔はみんな笑顔で、はじめはこっそり隠しながら絵を描いていた子も、帰るときにはTシャツにカンバッヂを光らせてにこにこしているのです。
額は絵画作品にとってなくてはならないパートナーです。
こどもたちが描いた絵をカンバッヂとして仕上げることは、
額装する作業に少し似ているかもしれない…と思いました。
高名な人の手から生まれたものも、ちいさなこどもたちの手から生まれたものも、作品として敬意を払い、慈しむ。
その価値は、同じようにははかれなくても大切なものにかわりはないはずです。
この夏休み、ちいさなアーティストたちから発信される作品に、
たくさんのことを学ばせてもらいたい。
そんな気持ちになった一日でした。
こんにちは。アートライブラリーです。
美術館の休館に伴い、館内に併設されている図書室、アートライブラリーも皆さまにはご利用頂くことができず、ご不便をおかけしています。
私たちは、この期に資料の整理などを行っております。
膨大な資料を前に、非力さを痛感することもしばしばですが、根気よく続けていくつもりです。
再開時には、ご利用者の皆さまに、より使いやすく、より居心地の良い空間をご提供できるよう、スタッフ一丸となり取り組んでいます。
写真は、休館前、6月末のライブラリーの様子です。さてどう変わるのか・・・どうか、ご期待ください!
世田谷美術館では1996年から小学校の「美術鑑賞教室」(詳しくはセタビブログ2011.5.27を見て下さい。)をより充実させるために東京学芸大学の学生をインターン生として受け入れています。
今年は9名がインターン実習に参加しています。
彼ら、彼女らの大学での研究内容は、文化財や社会など多様です。
インターン生は4月から12月までの半年以上、週に一度、美術館に来て勉強会をしています。
今年は7月から美術館自体が休館になるため、10月から12月の間に当館を代表する作品である素朴派の授業をおこなうことになりました。
小学生に授業をする前に、子どもたちとの触れ合いを体験してもらうため、今年はインターン生も、休館前の6月までおこなっていた美術鑑賞教室に参加しています。子どもたちがグループに分かれ、美術館鑑賞をする際に、一緒に回る役を任せています。
日常生活で小学生と出会うことのない学生は、最初のうち、子どもたちの反応に戸惑うこともあったと思います。しかし積極的に子どもたちと触れ合うことでだんだんと、その戸惑いの理由がわかるようになったり、それぞれがもっていた不安が楽しみに変わったりしていきました。
暑さが本格化、節電に向けた取り組みが美術館にも広がる中、清川泰次記念ギャラリーの小さな庭でも、館内南側の窓際に、夏の電力不足に備える節電対策のひとつとして、館内への直射日光を防ぐ日よけにネットを張り巡らせ、ゴーヤのつるをはわせて作る、緑のカーテンを栽培中です。
設置したのが6月下旬と、やや遅めのスタートでしたが、つるはネットをつたって、約1.5メートルほどに成長しました。