Ars cum natura ad salutem conspirat

<都市から郊外へ―1930年代の東京>展がオープンしました。


世田谷美術館の休館中の事業のひとつに、芦花公園にある世田谷文学館との共同企画展の開催がありました。

約2年前の2010年初夏より両館の担当者が集まり企画を練り、収蔵品を核に世田谷区が誕生した1930年代の、郊外という視点から東京の文化を紹介する展覧会にしようと決定。文学、絵画/彫刻、版画、写真、映画、音楽、住宅、広告の8つのジャンルをたて、担当を割り振り、準備してきました。

昨年の秋から、広報印刷物、カタログの作成、作品の集荷、展示と急ピッチに作業を進め、ついに、2月11日に無事にオープンすることができました。

担当としては8つのジャンルが展示室のなかで有機的に連続して、1930年代特有の時代の空気が皆様に伝わることを願っています。

是非ご高覧いただけますようお願い申し上げます。

画像は展覧会カタログです。


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