Ars cum natura ad salutem conspirat

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100円で《ラ・ジャポネーズ》になれるワークショップ


いよいよ夏本番!砧公園入口のシマサルスベリも白い花を咲かせています。

さて、当館では開催中の「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」の関連企画、100円で楽しめるワークショップ第2弾が始まりました!

「《ラ・ジャポネーズ》でハイ ポーズ!」という名前のこのワークショップでは、本展出品作のクロード・モネ作《ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)》のカミーユの着物を再現した打掛を羽織って写真撮影することができます。

カミーユは当時のモネの奥さん。カミーユの髪の色は黒褐色でしたが、モネは金髪のかつらをカミーユにかぶせて描きました。


ワークショップでは、金糸で縫われた紅葉の鮮やかさ、刀を抜こうとする武者の迫力がよく再現されている打掛もさることながら、撮影用のセットと小道具は見れば見るほど手がこんでいます。床と壁を飾るうちわの配置や一枚いちまいの絵柄、ござ、そしてカミーユが手にしている扇子・・・もちろんかつらもご用意しています。

作品鑑賞をしたあとで、打掛も羽織ってみると、モネの《ラ・ジャポネーズ》の世界にどっぷりと浸ることができるでしょう。さらに《ラ・ジャポネーズ》の作品を見つめ直すきっかけにも。写真はもちろんお持ち帰りいただけますので、夏の思い出づくりにも是非どうぞ。


8月1日、このワークショップの初日は大盛況のうちに終わり、一日で67名の方が参加してくださいました。

8月中の毎週金曜日の13時~15時まで世田谷美術館講堂で行っています。ボランティアスタッフが着付け、ポージングのアドバイス、撮影まで行ってくれますので、ご安心を。着物は大人用、お子様用の2種類ご用意しています。100円を持って講堂にぜひいらしてください。

※なお、開館時間内に撮影できる人数を超えた場合は、お断りすることがあります。


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