Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2016年10月


セタビPodcasting Vol.47(「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」展に関連した音声コンテンツ)


ゲスト:志村洋子氏 (染織家・志村ふくみ氏長女)

ナビゲータ-:清水真砂(当館学芸員)


開催中の企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」に関連し、ご自身も染織家で、志村ふくみ氏のご長女の志村洋子氏のインタビューをお届けいたします。


志村洋子氏は、草木の自然染料で糸を染めて織り上げる、紬織の重要無形文化財保持者の染織家、志村ふくみ氏のご長女です。志村ふくみ氏とともに、染織の仕事を長年続けていらっしゃる洋子氏に、娘として、また、同じ染織の道を歩む同士としてのお立場から、志村ふくみ氏の染織に対する姿勢、その世界の奥深さなどのお話を伺います。



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ご利用方法について(※PCでお楽しみください)



企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」は、2016年11月6日(日)まで開催しています。この機会に是非ご覧ください。


「志村ふくみ展」の前期展示は10月10日(月・祝)まで


現在開催中の企画展「志村ふくみ―母衣(ぼろ)への回帰」は、会期途中で大幅な展示替を行います。全体約100点の作品のうちの約半数が前期(10月10日[月・祝]まで)と後期(10月12日[水]から)で入れ替わります。

 『源氏物語』をテーマにした作品群も前期、後期で総入れ替えになります。桐壺や若紫などに象徴される紫の色など、平安時代の貴族の色彩感覚が物語の人物像の描写に深く関わっているこの物語の各帖を、草木で染めた糸で織られた着物で表現した作品です。

前期は、「篝火」「夕顔」「橋姫」(写真上段左より)、「鈴虫」「蛍」(写真下段左より)が、後期は、「半蔀」、「若菜」、「賢木」、「明石の姫」、「野分」、「若紫」が展示替えとなります。

前期展示は10月10日までなので、まだご覧頂けていない方はお見逃しないよう、ご来館をお待ち申し上げます。


そして、既にご覧くださった方も、後期展示も是非、ご高覧いただければ幸いです。会期中、リピーター割引として、受付で有料チケットの半券をご提示いただければ、団体割引料金でご覧いただけますので、ご利用ください。


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