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1986.10.10 - 11.09

向井潤吉展
日本の抒情・民家

開催概要

1901年(明治34年)京都府に生まれた向井潤吉は、浅井忠が創設した関西美術院に学び、写実の基礎を確立しました。渡仏してからは、ルーブル美術館の名品の数々を摸写し、西欧美術の伝統と油絵具の技法の習得に励んでいます。そうした勉強の成果は、帰国後二科展に出品した諸作品にいかんなく発揮されました。そして、1945年(昭和20年)から始められた民家のシリーズは、その画業を決定づけたと言えましょう。四季折々の美しい表情を見せる日本各地の民家を描く芸術は、日本的抒情を深く湛え、多くの人々の心をとらえ続けています。
本展は、初期から最近作に至る、油彩画、デッサン、資料など約85点をもって、70年に及ぶ向井潤吉の画業を回顧するものです。

基本情報

会期:
1986年10月10日(金)〜11月9日(日)
開館時間:
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:
毎週月曜日
会場:
世田谷美術館 展示室

開催概要

1901年(明治34年)京都府に生まれた向井潤吉は、浅井忠が創設した関西美術院に学び、写実の基礎を確立しました。渡仏してからは、ルーブル美術館の名品の数々を摸写し、西欧美術の伝統と油絵具の技法の習得に励んでいます。そうした勉強の成果は、帰国後二科展に出品した諸作品にいかんなく発揮されました。そして、1945年(昭和20年)から始められた民家のシリーズは、その画業を決定づけたと言えましょう。四季折々の美しい表情を見せる日本各地の民家を描く芸術は、日本的抒情を深く湛え、多くの人々の心をとらえ続けています。
本展は、初期から最近作に至る、油彩画、デッサン、資料など約85点をもって、70年に及ぶ向井潤吉の画業を回顧するものです。

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