Ars cum natura ad salutem conspirat

ふだん着の美術館、ブログでお伝えしています。

「セタビブログ」は、これまでの広報物ではお伝えできなかった、ふだん着の世田谷美術館について、当館スタッフが日々お伝えしていく新しいセタビのニュースソースです。


セタビでメキシコ!


いよいよ夏本番となりました。

アルバレス・ブラボが撮影した、からっとした日差しの中でのメキシコの人々の暮しは、蒸し暑い日本の事情とは、だいぶ違うようです。

視覚だけではなくメキシコ気分を味わうには、メキシコビールが近道でしょう。


レストラン「ル・ジャルダン」では、夏の午後にぴったりな、冷えたビールとスパイシーなメキシコ料理のおつまみをご用意しています。


「メキシカンオードブル盛り合わせ」(税込1200円)は、ライム風味のメキシコの魚介のマリネ(セビーチェ)や、パプリカのきいたトマトや玉葱のさっぱりした味のサルサソースなどをトルティーヤチップスとともに、お楽しみいただけます。


ボリュームが欲しい方は、ちょっとピリ辛の甘いソースとお肉のジューシーさとが絶妙なバランスの「スペアリブ」(税込1200円)はいかがでしょう。

爽やかなレモンがアクセントの「牛肉のグリルレモン タバスコバターソース」(税込1500円)もお勧めです。


いずれも、1皿で、2人~3人シェアして楽しむことができる内容です。メキシコビールとともにゆっくり時間をかけて夏のひと時をお過ごしください。


ランチの特別メニュー(税込2300円)は、セビーチェと、牛肉のグリルに、トルティーヤが添えられます。ズッキーニの甘みを実感できるクリームスープと、デザートのオレンジ風味のプリンも加わったコースです。(コーヒーまたは紅茶付)


視覚と味覚で、是非この夏はセタビでメキシコ気分をご堪能ください!


日本では約20年ぶりのメキシコの写真家の大回顧展「アルバレス・ブラボ写真展」いよいよ始まります!


日本では約20年ぶりの開催となるメキシコを代表する写真家・マヌエル・アルバレス・ブラボの約70年間の足跡を辿る回顧展「アルバレス・ブラボ写真展」。本展では、初公開となる晩年の作家の心象風景ともとれるような自宅の庭を撮影した美しい作品群〈内なる庭〉シリーズや、マヤの彫刻を撮影した写真をスライドショーでお見せするなど、これまでにない規模でメキシコの伝説的巨匠を紹介します。

オープン前日、メキシコから来日した作家のお嬢様や、駐日メキシコ大使などが出席され、盛況なレセプションとなりました。

ブラボの作品を間近に目にすることができるこの機会、是非とも美術館へお越しください。


80年前の味わい―クラシック・スタイルの雲仙観光ホテルのメニューを再現!


「竹中工務店400年の夢」展に関連して、美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、竹中工務店が1935(昭和10)年に手掛けた洋風建築のホテルの先駆け、雲仙観光ホテルの幻のメニューの再現に挑戦します!

雲仙観光ホテルは、外国人観光客をもてなすために建てられました。日本在来建築の様式を活かし、豪壮華麗さと素朴で簡潔なコテージ趣味を兼ね備えたクラシックホテルとして現在も愛され続けています。2003(平成15)年には、雲仙天草国立公園の街並みづくりの貴重な景観構成要素として、国の登録有形文化財にも指定されています。


その雲仙観光ホテルに遺された開業当時の1枚のメニュー。料理を締めくくるデザートの「レモンアイスクリーム」のみ、現在も同ホテルのオリジナル・メニューとして提供し続けられているものの、他のメニューのレシピは残っていません。

そこで、「竹中工務店400年の夢」展の会期中、レストランでは、往時のフレンチをイメージしたランチコースに挑戦しました。


セタビPodcasting Vol.46(「ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―」展に関連した音声コンテンツ)


ゲスト:能澤慧子氏 (東京家政大学教授)

ナビゲータ:吉田絵美(当館学芸員)


開催中の展覧会「ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―」では、西洋服飾史研究家・石山彰氏(1918-2011)が収集した、16世紀から20世紀初頭までの研究資料を中心に、ヨーロッパでつくられたファッション・プレート、ファッション・ブック、明治時代の錦絵などを、神戸ファッション美術館が所蔵する実物の衣装とともに展示しています。


セタビPodcasting Vol.45(ミュージアム コレクションⅢ〈それぞれのふたり〉シリーズ 「小泉淳作と小林敬生」展に関連した音声コンテンツ)


ゲスト:小林敬生氏 (版画家・本展出品作家)

ナビゲータ:村上由美(当館学芸員)


開催中の「ミュージアム コレクションⅢ〈それぞれのふたり〉シリーズ 「小泉淳作と小林敬生」」展に関連し、出品作家のひとり、版画家・小林敬生氏のインタビューをお届けいたします。


小林敬生氏は、1975年より独学ではじめた木口木版画を中心に、作品を発表してきました。本展でご紹介しているのは、森羅万象をテーマとした作品の数々です。小林氏の作品は、これまでの木口木版の常識を超えた大きな画面と、木口木版ならではの緻密な表現により、圧倒的な奥行きと、独特な世界観を感じさせます。この技法で長年にわたり制作を続けてこられた小林さんに、なぜ版を使った表現を続けるのか、その魅力などについてお話を伺います。



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ご利用方法について(※PCでお楽しみください)


ミュージアム コレクションⅢ〈それぞれのふたり〉シリーズ 「小泉淳作と小林敬生」展は、3月27日(日)まで開催しております。この機会に是非ご覧ください。


プリンセス☆クリノリン☆スタイル


「ファッション史の愉しみ」展の関連イベントとして、毎週土曜日に「プリンセス☆クリノリン☆スタイル」を開催しています。

クリノリン・スタイルとは、19世紀後半に大流行したワイヤーでスカートを巨大に膨らませるスタイルです。

今回試着できる衣装は、神戸ファッション美術館と東京家政大学からお借りしてきたもので、大人用は赤のドレス、緑のドレスの2着、子ども用は小学生用のチェック柄のドレス、幼児用の赤のドレスと計4着あります。

おひとり、5分程度、この衣装をつけてエントランスホールを歩くことができます。

歩くたびにフワンフワンとスカートがゆれるこの感じ、女子なら気分が上がること間違いなし。

基本的に、こちらでご用意しているのはスカート部分だけなのですが、当館のボランティア=鑑賞リーダーに呼びかけて集めた、帽子やショール、髪飾りなど、それらしき上着やアイテムも若干ご用意しています。

19世紀の貴婦人になりきって、大理石のエントランスホールを優雅に歩いてみませんか?記念撮影もご自由にどうぞ。


「ファッション史の愉しみ ― 石山彰ブック・コレクションより ―」今週末から始まります。


いつの時代も人々を魅了し、流行とともに変化を遂げてきたファッション。石山彰氏は、研究者として日本での西洋服飾史研究を牽引する一方、ファッションに関する世界各国の文献など、資料の蒐集に力を注ぎました。


セタビPodcasting Vol.44(トランス/エントランスvol.14 福留麻里ソロダンス『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』に関連した音声コンテンツ)第2部


ゲスト:福留麻里氏(トランス/エントランス vol.14出演者)

ナビゲータ:塚田美紀 (トランス/エントランス担当学芸員)


福留麻里さんのインタビュー、第2部をお送り致します。第2部では、『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』という公演タイトルができるまでのエピソード、また、音響や舞台美術についても、お話を伺います。



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ご利用方法について(※PCでお楽しみください)


トランス/エントランスの公演は、12月22日(火)、23日(水・祝)の20:00開演です(開場19:30)。ご予約は、プログラム&イベントの参加申し込みフォームから。


セタビPodcasting Vol.43(トランス/エントランスvol.14 福留麻里ソロダンス『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』に関連した音声コンテンツ)第1部


ゲスト:福留麻里氏(トランス/エントランス vol.14出演者)

ナビゲータ:塚田美紀 (トランス/エントランス担当学芸員)


今回のセタビポッドキャスティングは、当館で12月22日と23日に開催される、「トランス/エントランスvol.14、福留麻里ソロダンス『そこで眠る、これを起こす、ここに起こされる』」に先立ち、出演者の福留麻里さんのインタビューを、第1部と第2部の二部構成でお届けいたします。


砧公園の緑を背景に鑑賞するゴンサレスの彫刻


ピカソに鉄彫刻を教えた男、スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレスの日本で初めての本格的な回顧展が世田谷美術館で始まりました!


普段は壁で遮られている展示室の窓を開放し、砧公園を背景にして彫刻作品を鑑賞いただけます。ゴンサレスの彫刻は、後のデイヴィッド・スミスやアンソニー・カロといった戦後の主要な彫刻家たちにも多大な影響を与えました。鉄板や鉄棒を折り曲げたり、溶接して制作された抽象的な彫刻は、「空間の中のドローイング」とも呼ばれています。

世田谷美術館の自然の光が差し込む、やわらかな空間は、そんなゴンサレスの彫刻作品の魅力を最大限に引き出してくれるでしょう。

是非ゆっくりと、秋から冬へと、うつろいゆく景色とともにご堪能ください。


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