2022.02.25
世田谷美術館美術大学通信講座②「自宅で毎日3分クロッキー」その20〈クロッキーとデッサン〉
三宅一樹:クロッキーとデッサン《葡萄図》
世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。
今回は、前回の「2022年元旦の描き初め」でのお話を少し受け継ぎ、「クロッキー」と「デッサン」の共通点や違いについてお話いただきました。20回目にふさわしい、今までの総まとめのような内容となっています。
聞き手は当館普及担当の東谷です。
自宅で毎日3分クロッキー 第20回(約47分)
→「自宅で毎日3分クロッキー」をYoutubeで見る三宅一樹:クロッキーと着彩デッサン《鏡鯛》
三宅一樹:クロッキーと着彩デッサン《鏡鯛》
(左)「鮮魚店で、珍しい魚を見つけた喜び」→ボールペンでメモ=「クロッキー」
(右)「名前の通り、カガミのような銀色に輝く美しさ」→ペンよりも絵具と筆のほうが追求しやすい=「着彩デッサン」
三宅一樹:クロッキー《お内裏様とお雛様》 ボールペン
三宅一樹:クロッキー《お内裏様とお雛様》 ボールペン
もしご自宅で、雛人形を飾られている方がいっらっしゃいましたら、クロッキーされてみてはいかがでしょうか?
描いてみることで、いままで気がつかなかった美しさにハッとすることでしょう。
お嬢さんやお孫さんと、ご一緒に。ご多幸ありますように。
講師プロフィール
三宅 一樹(みやけ いっき)彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期課程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。
論文:2021年『純粋素描論』(「多摩美術研究 第10号」掲載)。
近年の個展:2019年・2021年壺中居(日本橋)など。
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C.A
投稿者:C.A
2022.02.25 - 04:45 PM