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企画展(終了)
陶芸の可能性を広げる、バラエティー豊かなアメリカ現代陶芸 "この革ジャンもやきもの!?" 本展では、一見陶芸とは思えないような作品が多く登場します。戦後アメリカでは、ピーター・ヴォ―コスらによって、器としての陶芸の技法的な常識を破る極めて自由で彫刻的な陶芸作品が生まれます。これらは、抽象表現主義的陶芸と称され、新たな造形表現として注目されました。また、1970年代になるとポップ・アート風の作品なども現れてきます。本展では、表現としての陶芸を意識したアメリカの現代陶芸家たちが、変転する社会状況と呼応しつつ様々な作品を生みだしていった、1950年代から1990年代の系譜を、世田谷のコレクター故豊田勝業氏のコレクションを中心に初めて本格的に紹介します。なお、収蔵品展示では、ピーター・ヴォーコスに大きな影響を与えた北大路魯山人の作品を紹介し、日本と米国の陶芸の違いを楽しんでいただきます。
ミュージアムショップ
目次あいさつ「アメリカ現代陶芸と日本」内山武夫「アメリカの陶芸1950~1990」ヘレン・W.ドラット・イングリッシュ図版1950—1960年代1970年代1980年代1990年代「故・豊田勝業氏コレクションについて」松原龍一「現代陶芸1950—70年代―アメリカと日本 ピーター・ヴォーコスとトシコ・タカエズを中心に」松原龍一「1980年以降の陶芸―日本とアメリカ―」唐澤昌宏作家解説「年譜」清水真砂索引奥付編集:愛知県陶磁資料館、京都国立近代美術館、日本経済新聞社発行:日本経済新聞社デザイン:大向デザイン事務所(大向務、今西久)翻訳:橋本優子、松谷誠子印刷:ニューカラー写真印刷株式会社著作権者:日本経済新聞社 ©2002—2004