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企画展(終了)
国宝、重要文化財98点を含む200件を展示! 堂内の配置そのままに寺外で初めて公開される国宝・中尊寺金色堂西北壇の仏像十一体をはじめ、平泉ゆかりの珠玉の名宝をかつてない規模で一堂に公開。平泉は、平安時代後期に奥州藤原氏によって独特の景観と高い文化を築き上げた都市です。特に中尊寺金色堂や毛越寺庭園は、藤原氏が理想とした争いのない平和な世界である「平泉浄土景観」の象徴となっています。また平泉とその周辺には、柳之御所遺跡、達谷窟、長者ヶ原廃寺跡、白鳥舘遺跡、骨寺村荘園遺跡などが残されており、これらの文化遺産は2011年の世界遺産登録を目指しています。本展では、「平泉の文化遺産」の名宝や歴史資料、出土資料など国宝・重文98点を含む200件を展示し、世界に例のない景観と名宝を残した「みちのくの都・平泉」の魅力を余すことなく紹介します。本展では、中尊寺金色堂内の「西北壇」上に安置される仏像11体(国宝)を、堂内の配置そのままに寺外で初めて公開します。このほか、清衡の発願で作られた「紺紙金銀字一切経」(国宝・金剛峯寺所蔵)や、「螺鈿平塵案」、「金銅華鬘」(以上国宝・中尊寺所蔵)など、シルクロードの影響を受けたともいわれる国際色豊かな意匠・技法と、日本の美意識とがみごとに融合した貴重な文化財の数々をご覧いただけます(会期中展示替えあり)。平安時代から現代まで脈々と受け継がれてきた、悠久の世界をどうぞご堪能ください。※仙台展、福岡展、東京展の各会場ごとに出品作品は異なります。
イベント(終了)
展示作品からヒントを得て、参加者たちでパフォーマンス(演劇・ダンス・音楽など)をつくるワークショップ・シリーズ。今回は「平泉―みちのくの浄土」展が舞台です。国宝級の仏像たちといっしょに、ことばとからだで遊んでみます。20代~の参加者枠は定員に達しました。
イベント(終了)
お楽しみ抽選会、ライブ、フリーマーケットなど。
イベント(終了)
イベント(終了)
中尊寺金色堂の修復に携わった小柳先生のお話を聞いた後、展覧会を鑑賞。最後は本物の漆工芸(螺鈿蒔絵のストラップ)の磨き仕上げの体験をします。※お土産のストラップはお子さんのみとなります。展覧会をご覧になる際、保護者の方はチケットをご用意ください。
イベント(終了)
100円でどなたでも気軽に参加できる簡単ならでん風のアクセサリーづくり
イベント(終了)
刊行物
目次ごあいさつ「平泉文化と「浄土」」大矢邦宣「平泉仏教文化の諸相と特質―奥州藤原氏三代の仏事を中心として―」有賀祥隆平泉の文化遺産プロローグ 浄土空間 平泉特論「平泉の浄土庭園」田中哲雄第一章 みちのくの古代・みちのくの祈り第二章 仏都平泉 みちのくの中央・朝日差し夕日輝く第三章 輝きの浄土 中尊寺の至宝特論「中尊寺創建伽藍における「一基の塔」と「中尊」」長岡龍作特論「中尊寺経(紺紙金銀字一切経)をめぐって―金剛峯寺蔵中尊寺経の調査のことども―」泉武夫第四章 祈りとまつり作品解説出品目録関連年表奥付企画委員:有賀祥隆(東北大学名誉教授、東京藝術大学客員教授)、泉武夫(東北大学大学院教授)、大矢邦宣(平泉郷土館長、盛岡大学教授)、破石澄元(中尊寺仏教文化研究所主任)、菅原光聴(中尊寺事務局管財部執事)、及川司(平泉町文化財センター所長補佐)、政次浩(東北歴史博物館学芸員)発行日:平成20年11月14日装訂:大西和重(株式会社ザイン)制作:株式会社大塚巧藝新社印刷:川嶋印刷株式会社編集・発行:NHK仙台放送局、NHKプラネット東北©2008 NHK仙台放送局、NHKプラネット東北
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2004年からスタートした当館土曜日の名物イベント「100円ワークショップ」。小さいお子様から大人の方まで、どなたでもその場で気軽にご参加いただけ、開催中の展覧会に関連した満足度の高い創作体験ができる人気講座です。ほぼすべての材料は100円ショップや文具店でそろうものばかり。おうちで作っていただけるよう、秘伝(?)のレシピを大公開!今回、ご紹介するのは「平泉-みちのくの浄土-」展(2009年3月11日-4月19日)に関連して開催した「キラキラらでんアクセサリー」です。らでん(螺鈿)とは、貝殻を加工して器などの表面に貼りこむ技法です。ミュージアム・コレクションⅢ「受け継がれる工芸の技と心-そして現代へ」展(新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、2020年3月29日で終了)に展示されていた小栁種国(こやなぎたねくに)氏の漆(うるし)の箱にもらでんの技法が使われています。見る角度によって様々な色に光る夜光貝(やこうがい)や黒蝶貝(くろちょうがい)などを使って、水面(みなも)に浮かぶ菱(ひし)の花や葉が表現されています。小栁種国《蒔絵箱「巡水譜」》1995年このレシピでは、あたかも本物の貝のような(?)身近な素材で、豪華(ごうか)ならでん風ストラップをつくります。【材料】材料・黒プラ板(手に入らないときは透明(とうめい)のプラ板を焼く前に黒い油性マジックで塗りましょう)・プリズムシート(またはホログラム折り紙、キラキラ折り紙など。シワをつけたアルミホイルでも代用できます)・金のラメマニキュア(ラメが大き目で液が透明(とうめい)なもの)・マニキュアトップコート穴あけパンチ、型抜きパンチ・穴あけパンチ(写真上)・型抜きパンチ(写真下)※無くても可 根付紐(ねつけひも)・根付紐(ねつけひも)・ハサミ・つまようじ※すべて100円ショップで購入できます【作り方】1、黒プラ板を好きな形、大きさに切り抜き、パンチで穴を開けて、オーブントースターで焼いてちぢめる ※プラ板の焼き方は各メーカーの指示に従ってください 黒プラ板を切る(角を丸くする) 穴をあけるところにえんぴつで印(しるし)をつける 穴あけパンチで穴をあける 穴を開けた状態 オーブントースターでプラ板を焼く 焼き上がり(約5分の1にちぢむ)2、プリズムシートを型抜きパンチでぬいたり、好きな形に切りぬく プリズムシートを切る 3、焼きあがったプラ板に手順2で切り抜いたプリズムシートを、マニキュアトップコートで貼(は)りつける 切りぬいたプリズムシートをトップコートでプラ板に貼(…4、手順3の上からラメマニキュアでところどころ飾(かざ)る ラメマニキュアで飾(かざ)る ラメマニキュアで飾る5、手順4の上から全体にトップコートをぬる 全体にトップコートをぬる6、乾いてから根付ストラップをつけて出来上がり! 完成! 【応用編】この手法、黒くてツルツルしている樹脂(じゅし)、プラスチック製品全般であれば、直接プリズムシートを貼って楽しめます。 アクセサリーや文具、小物入れなど、いろいろ飾り付けてみましょう! ※食器には使用しないでください。デジタルコンテンツ「イベントレポート」にもどる→こちら
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「金色堂修復と漆の不思議」ゲスト:小柳種国氏(漆芸家)ナビゲータ:石崎尚(当館学芸員)特別展「平泉~みちのくの浄土~」展について、40年以上も前に中尊寺金色堂の修復に携わった小柳種国さんに、修復当時の話や漆について伺いました。※セタビPodcastingについて