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企画展(終了)
パリの入市税関に22年間勤めながら、幻想的な独自の世界を創造したアンリ・ルソー。日本にも多くのファンをもつ“税官吏ルソー”の作品4点を出発点に、ルソー以降、世界中で見出された「素朴派たち」、そして心の中に深い闇を抱えながらも、創作に生きる意味を見出した「アウトサイダーたち」の作品を展示します。特に美術の専門教育を受けず、ただ描きたいという強い衝動によって創作を行った素朴派やアウトサイダーたちは、どのような経緯で作品をうみだすに至ったのでしょうか。本展では、開館以来、素朴派とアウトサイダー・アートに注目してきた世田谷美術館のユニークなコレクションによって、何が彼らを創作に導いたかをさぐります。「余暇」「晩年」「放浪」「心の中」などのキーワードをもとに、関連する近現代の作品も合わせて約140点を展示。美術を専門とするわけではなく、ごく普通の日常生活をおくる私たちにとって、美術とともに生きるとは何かを考える企画です。
イベント(終了)
「こころの病」とともに生きる人々の悲喜こもごもを描き出した、鮮烈なドキュメンタリー。岡山県の小さな精神科診療所、そこで働く老医師やスタッフ、通ってくる人々の日常を追いながら、私たちの社会における精神の「病」とは何か、誰がどのように「病」を決めているのか、「病」を生きるとはどういうことかを静かに問いかけます。英語字幕つきの上映です。上映作品:『精神』(監督:想田和弘、2008年、135分、英語字幕つき)※上映後、想田和弘監督によるトークを行います。こちらもぜひご参加ください。
イベント(終了)
小さなお子さんと一緒に、ボーシャンの作品《花》を五感で楽しむプログラム。
イベント(終了)
ルソー作品3点をテーマに、1作品10分程度のオリジナル劇を作品の前で上演します。地元用賀出身の若者たちを中心にしたアマチュア劇団が、ルソーや作品の逸話を織り交ぜながら一風変わったギャラリートークを展開。
イベント(終了)
ピカソがルソーのために催した夜会になぞらえて、美術と音楽がジャンルを超えて共演。第1部はルソー作曲のワルツ「クレマンス」とモーツァルトの響きを演奏家のお話を交えながら聴きます。第2部は飲み物と軽食つきの夜会。音楽の余韻とともに出演者との対話を楽しみましょう。 ※プログラムおよび出演者は予告なく変更される可能性があります。
イベント(終了)
好きな人、親しい人、尊敬する人…。その人を表すにはどんな場所がいい?どんな服装がいい?心の中に思い描いて肖像画を描こう。作品は、展覧会会期中、館内のスペースにて展示します。
イベント(終了)
ユーモアあふれる日本語の達人が、世界をざっくりと描く生きた芸術について語ります。
イベント(終了)
どなたでもその場で気軽に参加できる工作など。「動くルソー人形」他
ミュージアムショップ
目次「アンリ・ルソーから始まる世田谷美術館の素朴派およびアウトサイダー・アートのコレクションについて」遠藤望カタログ1. 画家宣言―アンリ・ルソー2. 余暇に描く3. 人生の夕映え4. On the Street, On the Road 道端と放浪の画家5. 才能を見出されて―旧ユーゴスラヴィアの画家6. 絵にして伝えたい―久永勉7. シュルレアリスムに先駆けて8. アール・ブリュット9. 心のなかをのぞいたら10. グギングの画家たち作家解説作品リスト奥付編集・執筆:遠藤望、加藤絢デザイン:馬面俊之制作:リーヴル発行日:2013年9月14日発行:世田谷美術館Setagaya Art Museum ©2013
ブログ
ゲスト:鶴和美氏 (久永強の次女、ヴァイオリニスト)ナビゲータ:遠藤望(当館企画担当課長)「アンリ・ルソーから始まる 素朴派とアウトサイダーズの世界」展に関連し、出品作家でシベリアを描いた画家・久永強の次女の鶴和美さんにお話を伺いました。「アンリ・ルソーから始まる 素朴派とアウトサイダーズの世界」 展2013年9月14日(土)~11月10日(日)※セタビPodcastingについて