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企画展(終了)
世界的に著名なポスター・コレクションから。未公開作品も多数公開。 DCブランド「BA-TSU」の創業者でありデザイナーの松本瑠樹[るき]氏(1946-2012)のコレクションには、ロシア革命期のポスターが多数含まれています。本展ではこのコレクションより、カンディンスキーやマレーヴィチといった著名な画家や、ステンベルク兄弟、ロトチェンコなどのロシア・アヴァンギャルドのデザイナーたちが手掛けたものなど約180点を紹介し、社会の変革期に花開いたポスター芸術の多様性を概観します。
イベント(終了)
美術館で、人は何にどう出会っているかを、「演劇」という視点から考えるシリーズ。ロシアのポスターとの出会いは、どんなドラマになる?
イベント(終了)
ポスターの主題であるメッセージ。そのプロパガンダの手法は、戦前から戦後にかけての日本の文化運動とどのような共通点があるのだろうか。
イベント(終了)
国家の革命と歩調を合わせ、芸術の革命を目指したロシア・アヴァンギャルド。しかしなぜ、その夢は潰えてしまったのか。
イベント(終了)
ポスターのなかで、とりわけ強く主張している言葉たち。図のようにも見えるこの文字は、それまでの書体とどのように違うのか。
イベント(終了)
画面に配置された絵、写真、文字。すべての要素が眼に飛び込んでくるような構図と色彩は、どのような関係を持っているのか。
イベント(終了)
レトロな色合いのコラージュにロシアの文字を入れたカンバッチを作ろう。
刊行物
目次「ポスターがもっとも輝いたとき―松本瑠樹コレクションをめぐって」水沢勉図版I 帝政ロシアの黄昏から十月革命までII ネップ(新経済政策)とロシア・アヴァンギャルドの映画ポスターIII 第一次五カ年計画と政治ポスター「グラヴリートの検閲番号等から特定されるポスター発行時期とその考察―旧ソヴィエト連邦における宣伝印刷物の文化学的研究の一端緒―」籾山昌夫年譜主要参考文献作品リスト奥付編集:神奈川県立近代美術館、世田谷美術館、東京新聞執筆:松本ルキ(Ruki Matsumoto Collection Board)、水沢勉(神奈川県立近代美術館館長)、籾山昌夫編集協力:株式会社studio仕組翻訳:マーサ・マクリントック、籾山昌夫松枝佳奈(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)デザイン:栗原幸治(クリ・ラボ)制作:印象社発行:東京新聞 ©2013
ブログ
ゲスト:栗原幸治氏 (グラフィック・デザイナー)ナビゲータ:竹内まゆ(当館学芸員)「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」展で、展覧会ポスターやチラシなどの印刷物のデザインを手掛けていただいたグラフィック・デザイナーの栗原幸治さんのインタビューをご紹介します。なお、左の写真の栗原さんがお召しのTシャツは、本展の出品作家の一人、ニコライ・プルサコーフのサインをモチーフにしたものです。Tシャツは当館ミュージアムショップでもお買い求めいただけます。また、栗原さんに手掛けていただいた本展のチラシやポスターにもぜひ目を留めていただければ幸いです。「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アバンギャルドとソヴィエト・モダニズム」 2014年9月30日(火)~11月24日(月・休)※セタビPodcastingについて