2019.07.07
7月6日より「高橋秀+藤田桜ー素敵なふたり展」がはじまりました。
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」会場風景
7月6日(土)より始まった「高橋秀+藤田桜─素敵なふたり展」では、ローマを拠点に41年間、その後、互いに90歳前後となる現在もなお、岡山県倉敷市にて、それぞれ制作を続けている美術家夫妻・高橋秀氏と藤田桜氏の歩みと創作の軌跡を、最新作も交えてご紹介します。
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」会場風景
会場入ってすぐの扇形展示室では、三方の壁を全開にガラス窓ごしに見える明るい緑豊かな景色を背景に、高橋秀氏のダイナミックな作品を、最新作《環》(右)と《錘》(左)の2点とともにご覧いただけます。
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」展示資料 展示ケー…
藤田桜氏の布貼り絵が表紙になった月刊絵本「よいこのくに」。1952年の創刊号から37年間にわたり、表紙を飾りつづけました。
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」会場風景
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」展示資料
「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」会場風景
会場は、ご夫妻の歩みと創作の軌跡をなぞるかたちで構成しています。壁面には、高橋秀氏のダイナミックな作品が並び、手前の展示ケースには、藤田桜氏の布貼り絵による絵本の原画を多数展示しています。今回、お二人の希望で、小さなお子様にも絵本原画をより楽しんでいただけるようにと展示ケースの高さを低くおさえています。
藤田桜氏コーナー:「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」…
藤田桜氏の布コラージュによる絵画を中心にご覧いただけるコーナーでは、最新作《初夏のなかま》を展示しています。ご自宅で大事にされてきた桜氏の手づくりのお人形《ジャスミーナ》もご覧いただけます。
高橋秀氏コーナー:「高橋秀+藤田桜──素敵なふたり」…
会場後半では、高橋秀氏のパブリックモニュメントの仕事を写真パネルやマケットで紹介するほか、日本に帰国されてから制作された近作を展示しています。
《afu〈空間の中の6つの形〉》1974年 世田谷美…
会期中、エントランスには、高橋秀氏の作品が展示され、自由に撮影できます。
皆さまのお越しをお待ち申し上げます。
M.N
投稿者:M.N
2019.07.07 - 10:14 AM