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ミュージアム コレクション
美術館には、それぞれの「物語」を携えて、さまざまな作品が集まってきます。現在、世田谷美術館には、アンリ・ルソーをはじめとする独学の画家たちの作品や、世田谷ゆかりの作家の作品など、19,000点を超える多彩な作品が収蔵されています。これらは、館の収集方針によって購入したもの、あるいは作家や縁者から寄贈されたものです。一つひとつの作品には、作家や旧蔵者の想いが寄り添い、さらに制作当時の世相が垣間見えることもあり、そこには人知れぬ「物語」が宿っています。木版画家・小林喜巳子の作品は、作家の没後、アトリエの解体とともに失われそうになっていたところ、ご遺族や関係者にご寄贈にいただき、本展を通して多くのお客様にご覧いただけることとなりました。ピエール・ブリューヌの油彩画は、戦前渡仏した画家・伊原宇三郎の旧蔵品で、伊原家に長年保管されていました。戦後間もなくピエール・ブリューヌの初期作品は火災によりその多くが失われたため、本作は極めて貴重なものだといえます。そのほか、池田満寿夫の初期から晩年までの版画、“つくらない彫刻家”福岡道雄の作品、有元利夫の最初期の作品などがあります。本展では、2020年から2025年のあいだに当館に収蔵された作品のうち約120点をご紹介し、ご来場の皆さまに、作品にまつわるさまざまな「物語」をお伝えできればと思っています。

新着情報
9月21日(月・祝)敬老の日は、60歳以上の方は2階ミュージアム コレクション展が無料でご観覧いただけます。【無料でご観覧いただける展覧会】ミュージアムコレクションⅡ 気になる、こんどの収蔵品―作品がつれてきた物語当日は年齢の証明できるもの(運転免許証や保険証など)をご提示ください。ご観覧に付き添いが必要な方は、受付にお申し出ください。付添者1名まで無料といたします。※1階企画展「スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン」につきましては、有料となりますのでご注意ください。※世田谷美術館分館(向井潤吉アトリエ館、清川泰次記念ギャラリー、宮本三郎記念美術館)は展示替え期間にあたるため休館中です。