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セタビブログ

2020.04.22

世田谷美術館美術大学通信講座① 「葉画家・群馬直美さんのアトリエ便り」その1

美術大学ワークショップ風景

美術大学ワークショップ風景

世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。
大学という名前ですが、正式な学校ではありません。ですが、内容はかなり濃く熱く本格的!講義と実技と鑑賞を組み合わせ、総合的に美術を学ぶ講座です。毎年応募にも人気をいただいていますが、何より修了された方々のその後の結びつきが強く、実はこの厚みがそのまま当館の普及事業の根底となっているのです。例えば、当館の誇るボランティア「鑑賞リーダー」450名の5分の4は美術大学の修了生ですし、友の会で積極的に活動している会員の方にも美術大学を修了された方がたくさんいらっしゃいます。

さて、そんな美術大学ですが、現在OBを対象に実験的にオンラインミーティングアプリと動画による通信講座なるものを開催しています。その一部をこのブログでもご紹介させていただきたいと思います。
第1回は美術大学の講師で、“葉っぱ”を制作のテーマとしている「葉画家(ようがか)」群馬直美さんに、アトリエから現在制作中の作品をご紹介いただきます。群馬直美さんといえば、先日当館の2階ライブラリー前スペースに展示されていた「下仁田ネギ連作」をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。現在は新作「ツタ連作」に取組み中。今後、このブログで制作の過程をご報告していきたいと思います。

Shimonita negi, Allium fis…


群馬直美「神の仕業―下仁田ネギの一生」展示風景 会場…


群馬さんの独特でユニークなトークをお楽しみください。聞き手はわたし、当館普及担当の東谷となります。

※不慣れな撮影のため、お見苦しい画面が含まれます。酔わないようにご注意お願いしいます。


群馬直美(葉画家)
葉画家(ようがか)。群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学絵画科を卒業後、ウインドー・ディスプレイ、イラストレーションなどの仕事に携わる。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から、“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入った。1991年、より緻密な描写のできるテンペラ画と出会い、現在の作風に至る。
世田谷美術館美術大学20期(2006年)より実技・絵画の講師を務める。
また、2019年12月10日~2020年1月13日に世田谷美術館2階ライブラリー前スペースにて「群馬直美 神の仕業―下仁田ネギの一生」展を開催。


群馬さんアトリエ便り第1回(18分)

→「群馬さんアトリエ便り」をYoutubeで見る

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C.A

投稿者:C.A

2020.04.22 - 12:00 AM