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セタビブログ

2021.12.16

世田谷美術館美術大学通信講座②「自宅で毎日3分クロッキー」その17〈凝縮された厳選の1枚②〉

三宅一樹:クロッキー《レッサーパンダ》 ボールペン

三宅一樹:クロッキー《レッサーパンダ》 ボールペン

世田谷美術館では開館以来「美術大学」という約7か月に及ぶ長期講座を開講しています。新型コロナウイルス感染症拡大抑制のため、開催中止となった今年は、このブログを通して「通信講座」をお送りしています。

今回は、皆さんからお送りいただいたクロッキーをご紹介させていただきます。
今まで、1年半にわたって15本の動画でクロッキーを呼び掛けて参りました。クロッキーを続けてきた中で改めてご自分のクロッキー帳を見直し、その中からその時の時間、お気持ちが凝縮されている1枚を選んでお送りいただきました。15名の方のクロッキーを3回にわたってご紹介させていただきたいと思います。今回はその2回目となります。
聞き手は当館普及担当の東谷です。

自宅で毎日3分クロッキー 第17回(約34分)

三宅一樹:クロッキー《テナガザル移動中》 ボールペン

三宅一樹:クロッキー《テナガザル移動中》 ボールペン


動物園でのクロッキーです。動物は動き回るために、素早く捉える「眼」の訓練に最適です。
最重要ポイントは写真を撮らないことです。撮影すると安心してしまい、よく見なくなってしまうのです。
クロッキーをすることで観察が深まり、興味や楽しみはどんどん膨らみます。

三宅一樹:着彩クロッキー《月食叢雲》 アクリル

三宅一樹:着彩クロッキー《月食叢雲》 アクリル

ワクワクして待っていた天体ショー、皆既月食。
蝕が最大になる予測時間帯、私が住む街の上空は曇り空…。
しかし願いが届いたのか、しばらくすると雲が薄れ月が見え始めました。
蝕の地球影と、それを覆う叢雲の織りなす複雑な色彩は、好天時には見られない神秘さでした。
ニュース映像や写真を通してではなく、自分の眼で観察してこそ実感できる感動です。

講師プロフィール
三宅 一樹(みやけ いっき)
彫刻家。1973年東京生まれ。多摩美術大学大学院博士後期課程修了、博士号取得。2003年より、世田谷美術館美術大学でデッサン・木彫などの講師を担当。
論文:2021年『純粋素描論』(「多摩美術研究 第10号」掲載)。
近年の個展:2016年TINA KENG GALLERY(台北)、2018年アートフェア東京(日動画廊ブース)、2019・2021年年壺中居(日本橋)など。

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C.A

投稿者:C.A

2021.12.16 - 04:00 PM