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セタビブログ

2020.06.06

世田美チャンネル vol.6 如月小春と世田谷美術館のワークショップ 「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録から

動画配信「世田美チャンネル」vol.6は、当館2階ライブラリー前スペースから、NPO法人演劇百貨店代表の柏木陽さんをゲストにお迎えして、パネル展示《如月小春と世田谷美術館のワークショップ 「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録から》をご紹介します。

今年は劇作家・如月小春の没後20周年。如月が講師を務めた当館のワークショップ「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録写真から21点を選び、ワークショップの進行メモにもとづいた解説も加えて、パネル展示をしています。如月小春のプロフィールは本ブログ末尾をご覧ください。

パネル展示《如月小春と世田谷美術館のワークショップ 「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録から》は、会期を延長して開催しております。
開催中~6月14日(日) 世田谷美術館2階 ライブラリー前スペース


動画は一発本番で撮影しています。ノーカット、ノー編集です。

※動画は音声に字幕も付けておりますので、どなたでもお楽しみいただけます。
※展示室の照明の都合により、画面が暗いですが、あらかじめご了承ください。


世田美チャンネル  如月小春と世田谷美術館のワークショップ 「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録から(約12分)

→世田美チャンネルをYoutubeで見る


如月小春(1956-2000)
劇作家、演出家。1983年、演劇集団NOISEを立ち上げ、『DOLL』『MORAL』など、俳優の声や身体に対する鋭敏な感覚をベースとする作品を発表。坂本龍一や高橋悠治などとのコラボレーションも試み、野田秀樹、渡辺えり子(現・渡辺えり)らが牽引した1980年代の小劇場ブームのなかで異彩を放った。自身が生まれ育った東京についてのすぐれたエッセイでも知られ、当時の都市論の文脈でも注目された。1987-88年、世田谷美術館で子どもと演劇をつくるワークショップを行って以降、90年代は兵庫県立こどもの館を初めとして、各地で子どもや大人向けのワークショップを精力的に行い、演劇とは何かを問い直し続けた。また桐朋学園短期大学部、立教大学、慶應義塾大学などで教えつつ、アジアの女性たちの演劇表現や我が国の教育・文化の未来についてなど、幅広い視野のもと数多くのシンポジウムや講演を行った。主な著作に『都市の遊び方』(新潮社、1986年)、『八月のこどもたち』(晩成書房、1996年)など。

柏木 陽
1970年東京都生まれ、千葉県育ち。1990年、大学で如月小春と出会う。アジア女性演劇会議にボランティアスタッフとして参加。その後演劇集団NOISEに入団。2003年、NPO法人演劇百貨店を設立。演劇家と名乗り、全国色々なところで、子どもを中心とした演劇に関心のある人もない人も、障害のある人も、外国から来た人も、おじいちゃんおばあちゃんも、バリキャリの人も、そうでない人も一緒に演劇作りを行っている。都内中高の演劇部の外部講師として上演用台本の提供も行う。現在、和光大学、青山女子短期大学の非常勤講師。

パネル展示 如月小春と世田谷美術館のワークショップ 「げんきにえんげき・創作仮面劇」(1988年)の記録から

トーク 如月小春を読みなおす 「続・八月のこどもたち」から

セタビ Podcasting Vol.29(柏木陽氏 ワークショップ「誰もいない美術館で」に関連した音声コンテンツ)

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A.R

投稿者:A.R

2020.06.06 - 12:00 AM