2025.07.06
「偶戯を巡る2026/オシラサマを巡る旅」プレイベント
オシラサマを辿る旅への誘い
「偶戯を巡る2026/オシラサマを巡る旅」プレイベント
オシラサマを辿る旅への誘い

アーティストの藤原佳奈と長井望美によるプロジェクト「偶戯を巡る2026/オシラサマを巡る旅」は、人形芸能のルーツをたどり、その成果として2026年2月、当館にて展示・オープンラボ・上演を行う予定です。
プレトークイベントとして、本企画「オシラサマを辿る旅への誘い」を開催します。
プロジェクトを開始した経緯や、人形芸能のルーツを探るリサーチで重要な「オシラサマ」について、アーティストがお話します。
アーティスト2名に加え、人形劇研究者である山中海瑠、当館担当学芸員でのクロストークも行います。
みなさまぜひお気軽にご参加ください。
主催:偶戯を巡る、世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
特別協力:NPO法人アートネットワーク・ジャパン
協力:100人の本屋さん
長井望美《オシラサマスケッチ》2025年 鉛筆、スケッチブック
【〈偶戯を巡る〉とは】人形遣い・人形美術家の長井望美と戯曲作家・演出家の藤原佳奈が人形芸能のルーツをたどり、取材とその報告、試演実践を重ねる協働プロジェクト。
「世田谷美術館×アートネットワーク・ジャパン Performance Recidence in Museum 2023-24」のレジデンスアーティストとして藤原が参加し、報告発表会で上演する演目のため、長井を人形アドバイザーに迎えたことがきっかけで発足。
【プロフィール】・長井望美(ながい のぞみ)©明石真由美
人形遣い・人形美術家。人形劇団ねむり鳥主宰。
こども部屋の人形遊びから出発し、現在でも「人間の生命を映す友人、人形」と旅を続ける。他ジャンルアーティストとの共同創作や海外フェスティバルでの上演活動など。2019年ねむり鳥×コルグラフランスツアー、ロシアUnima Youth In Progress参加。日本の人形劇はどこから来て、どこへ向かうのだろう。起源を辿り、未来を思うこと。わたしたちが今どこにいるのか、地図を描くこと。
https://www.nemuridori.com/・藤原佳奈(ふじわら かな)戯曲作家・演出家。
わたしたちの〈はたらき〉を聴き、再編し、上演の場をひらく。
長野県松本市と東京都世田谷区を拠点に活動。能楽堂や取り壊し直前のアパート、居ぬきスナックなど様々な場所で「劇場」の機能を思考し、実践を重ねる。近年携わった作品は、高校生と創る演劇「Yに浮かぶ」(2020)、OriHimeプロジェクト「星の王子さま」(2021)、「夜明けに、月の手触りを」から、展(2023)等。「世田谷美術館×アートネットワーク・ジャパン Residence in Museum 2023-24」滞在アーティスト。2024年秋より劇場実践プロジェクト「松のにわ」を始動。
https://lit.link/matsunoniwa・山中海瑠(やまなか かいる)文化人類学者・人形劇研究者。
名古屋大学人文学研究科博士後期課程(文化人類学分野)在籍。日本学術振興会特別研究員(DC1)。民俗芸能から現代演劇まで、国内外の多様な人形劇実践に注目し、「生命とは何か」「人間とは何か」といった根源的な問いに取り組んでいる。主な調査地は日本とヨーロッパ。
https://researchmap.jp/yam_kyle
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出演
長井望美(人形遣い・人形美術家)、藤原佳奈(戯曲作家・演出家)、山中海瑠(文化人類学者・人形劇研究者)、当館学芸員
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日時
2025年7月6日(日)15:00-16:30
※開場 14:30
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会場
世田谷美術館 地下創作室AB
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定員
30名(申込先着・予約優先)
※下記の「参加する」をクリックし、専用フォームよりお申し込みください。
※空きがあれば当日参加可
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参加費
無料