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セタビブログ

2020.09.05

セタビで花火

セタビで花火 フォトスポット

セタビで花火 フォトスポット

今年の夏はコロナ禍で、各地の花火大会が中止となってしまいました。多摩川の花火大会も、2018年からゲリラ豪雨の時期を外して10月に行われようになりましたが、やはり今年は開催されないとのこと。

ということで、花火の写真が撮れなくて残念に思っている方へ朗報です。
8月29日から当館の2階展示室で始まったミュージアム コレクションⅡその1「吹田文明と版画集『東京百景』」の開催にちなみ、フォトスポットを設けました。

#セタビで花火


浴衣の季節は過ぎてしまいましたが…


 花火の作品は、徳島県出身で、間もなく94歳を迎える現在世田谷区在住の版画家・吹田文明氏の《ボン》1967年と《江戸の花》1990年です。
《ボン》は吹田氏が、1967年の第9回サンパウロ・ビエンナーレで、棟方志功、浜口陽三に続き、日本人で3人目となる版画部門最優秀賞を受賞した8点の作品のうちの一つです。
《江戸の花》は、今回の展覧会のタイトルにある版画集『東京百景』に所収されている作品です。『東京百景』は1989年から1999年にかけて社団法人日本版画協会(現・一般社団法人日本版画協会)が刊行した版画集で、1年毎に10名の作家が1点ずつ東京をテーマに版画作品にしたものをまとめたもので、100名の作家の作品を50名ずつ、前期と後期に分けてご紹介しています。(吹田文明氏の作品は後期展示)各作品には、作家一人ひとりの作品についてのコメントも一緒にご紹介しているので、作品と併せて、作家の東京への思いや個性を感じていただけると思います。

Y.M

投稿者:Y.M

2020.09.05 - 02:40 PM

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