Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2009年07月


納涼にパステル作りはいかが?宮本三郎記念美術館


宮本三郎記念美術館の庭はただ今、生前に三郎が愛したソメイヨシノの緑陰に包まれ、小さな畑にはトマトが赤く色づいています。


夏本番を迎える8月1日(土)から、宮本三郎記念美術館では「絵画のレシピ -宮本三郎の表現と画材-」展が始まります。


宮本三郎が、愛用していたさまざまな画材を展示し、そこから生みだされた多彩な絵画表現をご紹介する展覧会です。画材は油絵の具、パステル、絵筆、ペインティングナイフ等など…いずれも宮本三郎の息遣いが感じられます。


セタビ Podcasting Vol.19


「メキシコ20世紀絵画展について」


ゲスト:加藤薫先生(神奈川大学教授、美術評論家)

ナビゲータ:野田尚稔(本展担当学芸員)


特別展「メキシコ20世紀絵画展」についてアドバイザーとしてご協力いただいた加藤薫先生にお話を伺いました。



PLAY(赤い三角印)をクリックして再生してください。


ご利用方法について


マヤ・アステカの鼓動


みなさん、「拓本」という言葉をご存知でしょうか?

拓本とは、濡らした紙や布を、凹凸のある石碑や器物に密着

させ、その上からタンポに含ませた墨を打ち、表面の文字や

文様を写し取ったものです。


展覧会が無事にオープンしたその後で


<メキシコ20世紀絵画展>は、連日、熱心なお客さまにご来館いただいております。さて、展覧会が始まると、担当者は準備の期間にいろいろと机の周りに溜まったものを整理しなければなりません。かといって、大事な書類を捨ててはいけないので、キチンとファイリングして、山のようなコピー用紙はリサイクルへと分別し、とすると、この3色の板が出てきました。

展覧会をご覧になった方は、この3色にピピンと来るかもしれません。そう、壁の色の見本です。

今回の展覧会は壁を3色に塗り分けています。色のチップを見ながら同僚の学芸員と施工会社さんと相談して、候補の色をいくつか決め、何回か話し合いました。最後はベニヤ板に調合した塗料を塗って、実際に展示室の光でどう見えるかを確かめてから、決定したのです。

もう使う必要はないので、いらないといえばいらないのですが、なんだか捨てるに忍びないので、まだ少し、手許に残しておくかもしれません。


メキシカンランチ


みなさん、こんにちは。梅雨も明けて、夏に突入しましたね。


今年はメキシカンな夏~♪

世田谷美術館では、「メキシコ20世紀絵画展」が始まり、そしてメキシカンな夏休みイベントも続々と始まっております。


ところで、みなさん、世田谷美術館に併設したフレンチレストランをご存じですか?

今回は、メキシコ展スペシャルということで、松村シェフが腕をふるい特別メニューをつくりました!!


迫力のレクチャー!加藤薫先生の「メキシコ絵画の魅力」


先週スタートした「メキシコ20世紀絵画展」、おかげさまで熱心なお客様にたくさんお越しいただいております。


7 月11日は展覧会アドバイザーの加藤薫先生(美術評論家、神奈川大学教授)のレクチャー「メキシコ絵画の魅力」がありました。あれよあれよという間に客席は満席。氷河期、人類がシベリアから北米大陸 経由でメキシコにたどり着く頃から説き起こす先生のお話は壮大そのもので、複雑で豊かな歴史を背景とするゆえにメキシコの20世紀美術が放つ魅力について学べる、濃密なレクチャーでした。


清川泰次のグラス


世田谷美術館分館・清川泰次記念ギャラリーでは、ミュージアム・グッズとして、清川泰次がデザインした器やアクセサリーをご用意しております。

特に、本格的な夏へと向かうこの季節には、涼しげなガラスの器がお薦めです。


今日は線の柄のグラスに、ギャラリーの前庭に咲く花々を生けました。

テーブルの上や窓際に、ささやかな清涼感がほしい季節。

ひと工夫から生まれる、小さな避暑を、皆さまも味わってみてはいかがでしょうか? 


NHK「迷宮美術館」の収録


7月6日(月)の休館日、NHKのアートエンターテイメント番組「迷宮美術館」の収録が世田谷美術館で行われました。

この番組は、毎回名画に秘められた謎をクイズ形式で解き明かしていくというもので、今回は、現在開催中の「メキシコ20世紀絵画展」の作品がとりあげられることになりました。


アートに出会える、もうひとつの展示室


世田谷美術館ミュージアム・ショップでは、美術館での感動を持ち帰って頂きたいという思いから、「アートに出会える、もうひとつの展示室」を目指しています。

展覧会の図録や作品集のほかにも、世田谷美術館に収蔵されている作品をもとにデザインされたオリジナルグッズやポストカードなど、たくさんのグッズを取り揃えています。


数々の人気商品の中でも不動の人気を誇るのは、やはり「ルソーキャンディ」。

現在、第一期収蔵品展「人のかたち、人の想い」展示されている、アンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」をモチーフにした金太郎飴です。

なんとも愛嬌のある、この可愛らしい飴の「とりこ」になる人も多く、新聞や雑誌のミュージアム・グッズ特集に頻繁に掲載されるなど、当館のミュージアム・ショップのまさに顔!と言っても過言ではないでしょう。


また、企画展ごとにショップの雰囲気がガラッと変化してしまうことにお気づきのお客様もいらっしゃるかもしれません。

企画展の内容に合わせて店頭のラインナップを大幅に替え、ショップの雰囲気を一新しています。

書籍やグッズのみならず、BGMまで展示に合わせて選び、お客様をお迎えしています。


7月4日から開催中の「メキシコ20世紀絵画展」。カラフルな色彩に溢れるグッズを取り揃えた「もうひとつの展示室」も、どうかお楽しみ下さい。


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