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アーカイブ:2017年06月


カールさんの88歳のお誕生日、「エリック・カール展」10万人達成!


6月25日(日)のエリック・カールさんの88歳のお誕生日、開催中の「エリック・カール展 The Art of Eric Carle」の入場者が10万人をこえました!

10万人目のお客様は、神奈川県の厚木市からいらした20代後半のお父さん、お母さんと4人兄弟姉妹の子どもたちでした。


1歳になる次女の娘さんが、『はらぺこあおむし』の絵本の歌が大好き(当館でもコンサートを行なって大好評でした)なのをきっかけに、もともと絵が好きだったお母さんが、是非原画をみたいとのことで、ご家族揃っておでかけくださったとのことです。


記念に展覧会の図録とグッズが、保坂展人世田谷区長と酒井忠康世田谷美術館館長から、ご家族に手渡されました。


6月20日(火)~25日(日)まで、ご来場の方々に配布していた平日1000枚、土曜、日曜日は3000枚限定でご用意していた1万枚のエリック・カールさんの誕生日を祝う特別シールもお陰様ですべてお配りできました。

まさに、カールさんのお誕生日に相応しい1日でした。


壮観!ずらり美術館ボランティア


世田谷美術館には「鑑賞リーダー」というボランティアの方々がいます。

今年の活動者は269名。年間活動日数は約300日、年間活動者は延べ3000名。1997年から活動しています。

主な活動は、子どもたちの団体の美術館案内、そして100円ワークショップの企画・運営です。当館の教育普及事業は鑑賞リーダー無しには何も語れない、といって過言ではありません。


現在、開催中のエリック・カール展では、6月に入って以降、平日は毎日世田谷区立の小学校4年生が授業の一環として訪れています。普段なら、5人~8人くらいのグループに鑑賞リーダーが一人つくのですが、本展はとても混雑していて、4人以下でないと理想的なグループ鑑賞ができません。

そのため、毎日毎日、本当にたくさんの鑑賞リーダーにいらしていただいています。


そして某月某日、ついに来ました。地域最大規模の大型校の来館です。1グループ4人以下にするためには鑑賞リーダーが50名以上必要になる計算です。実はこの数、20年続けてきたこの活動で過去最大級。

日々、お客様が増えているこの頃、「この日」については、職員、鑑賞リーダー共に恐れ、心配していました。前日には「どうぞ、ご都合のつく方は飛び入りでいらしてくだされば助かります」と鑑賞リーダーに一斉メールを送り・・・。


そして、当日。

次から次から次から、来るわ来るわ、大勢の鑑賞リーダーが「来たよ!」と駆けつけてくださり、当初27名の予定がなんと56名!


なんて幸せな美術館なんだろう。


「清川泰次が写したパリ」開催中です


早くも真夏を思わせる強い日ざしの日が多くなりました。

清川泰次記念ギャラリーが迎える13回目の夏を想像しながら、今年も省エネ・涼感upのため、「グリーンカーテン」をつくります。土は、腐葉土をつくる所から始め、本格的。5/6にゴーヤの苗の植え付けをし、つるがネットに絡みつき始めました。

涼やかで気持ちの良い眺めにほっと一息・・


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