Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2007年03月


砧公園の桜が見頃となる今週の土、日、世田谷美術館では<さくら祭>を開催します!


世田谷美術館のある砧公園には約1000本の桜があります。ここの桜たちは見事な大木で、枝が地を這うようにのびています。座って、目の前に花を見ながらお弁当を食べることができるんです。にもかかわらず、満開の土日ですら、レジャーシートを広げる余裕があり、まだまだ穴場といえるのでは?

今週、土日は世田谷美術館のさくら祭です。美術館のチケットやグッズが当たる抽選会、桜のカンバッチを作る100円ワークショップや煎茶のお点前、お汁粉ふるまい(11:00~先着100名)、フリーマーケットなどイベントがもりだくさん。くぬぎ広場のライブ会場では樽生ベルギービールやおつまみの販売もあります。もちろん桜はばっちり見ごろ。お花見ついでに美術館にお立ち寄りください。


岡本太郎<太陽の塔>のミニパイが添えられたレストランお勧めメニューが登場!


いよいよ「世田谷時代1946-1954の岡本太郎」展がはじまりました。美術館のレストラン「ル・ジャルダン」では、展覧会会期中、なんとあの岡本太郎の<太陽の塔>の形のミニパイが添えられたシェフのおすすめメニューが登場です!!本日のオードブルまたはスープに、メイン料理となる<太陽の塔>のミニパイ付の黒毛和牛の赤葡萄酒煮込み、そしてパンとコーヒー、または紅茶のセットです。(税込み2500円)お肉の苦手な方は、本日のお魚料理にしても、ちゃんと<太陽の塔>は付いています。

ちなみに私はまだ食べていませんが、会期中に是非奮発して一度は食べにいこうと思います。その時は、写真入りでご紹介したいと思います。

さて、肝心の展覧会の方では、当然、<太陽の塔>は出品されませんが、今回の展覧会は、<太陽の塔>へと繋がる岡本太郎の源泉を詳しく紹介しています。是非ご覧ください。~



ル・ジャルダン

http://www.setagaya.co.jp/le_jardin/index.html


世田谷時代1946-1954の岡本太郎展オープン


さてさて、長いこと準備してきた「世田谷時代1946-1954の岡本太郎」展がついに今日オープンしました。“あの”岡本太郎が、世田谷の上野毛に暮らしていたということを知っている人は、結構少ないのではないでしょうか。で、この頃の岡本太郎の活動を調べていくと、なかなか面白いです。

なにが面白いかというと、画家同士の交流はもちろん、文学者とも親しくして、親しいだけではなく、一緒に前衛芸術活動もしていたんです。で、さらにさかのぼって、戦前のパリ留学時代となると、哲学者と行動を共にし、パリ大学で民族学を学んでいる。というと、岡本太郎の全貌がじわじわと浮き上がってきそうですね。で、それがどんな活動だったかは、展覧会場でじっくり確認してください。よろしゅう。


砧の春


いよいよ「セタビブログ」のスタートです。最初のニュースは東京の桜情報。世田谷にも羽根木公園、都立祖師谷公園と桜の名所は結構多いのですが、この花がもつ妖しい魅力に浸るのなら、何といっても砧公園が一番でしょう。満開の花をつけた枝々が天を被い、そのまま下に降りてきて大地に接している、それはそれは見事な景観です。


満開に合わせて3月31日(土)と4月1日(日)、美術館前の広場でさくら祭が開かれます。福引きで、運がよければ一年分の展覧会チケットが当たるし、各日先着500名の方はルソーキャンディがしっかりもらえます(空くじもなし)。砧の春は、桜と「岡本太郎展」とイベントで沸き返るのです。


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