Ars cum natura ad salutem conspirat

アーカイブ:2012年09月


思い出せない。


先日、自分の書いたメモ書きが

まったく判別できないという事態に陥りました。

乱筆というべきか、悪筆というべきか。

挙句の果てには、周りの方に

自分で書いた字の判読をお願いする始末。

それでも思い出せませんでした。

自分が何を書いたのか…


クロニクル的展覧会?「対話する時間」


現在開催中の世田谷美術館のコレクションによる展覧会「対話する時間」は、ある意味26年を経た世田谷美術館のこれまでの展覧会歴を振り返るような展示となっています。

世田谷美術館へ何度か足を運んでくださった方々には、展示されている作品一つひとつをご覧いただくと、「あの展覧会に出品されていたあの作品」、と当時の展覧会を思い出し、懐かしい気持ちになっていただけるかもしれません。


アートライブラリーで対話を深める


世田谷美術館は今、企画展「村山知義の宇宙」が終了し、9月15日からの「対話する時間」展の準備を進めているところです。


2階奥のアートライブラリーでは展覧会ごとに関連した資料を用意しております。先日終了した村山展でも、来室された皆様に『Mavo』『構成派研究』『コドモノクニ』などの村山の資料を手にとっていただくことができました。そんな中、私が意外に感じたのは、牧野虎雄の資料のお問い合わせが、1件2件ではなかったことです。800点を超える多くの出展作品の中で牧野虎雄の作品はたった1点であったのに。じっくり鑑賞してくださったことが窺い知れると同時に、それぞれの見方がありおもしろいと感じました。ちなみに展示されていたのは、私が密かに慕っている和達知男の家の庭を描いた《花苑》という1枚でした。


平面と立体


駅から徒歩3分という近さにあっても、そこは成城という土地柄、とても静かな住宅街の中に清川泰次記念ギャラリーは建っています。一見、ふつうの住宅と見間違うほどに閑静な成城の街に溶け込んだ佇まいは、それもそのはず、在りし日の清川泰次が、アトリエ兼住居として過ごした往時のまま、ほぼ同じ姿で訪れる人を迎えています。


この夏に終わりはくるのか


少し前のブログを読み返していたら、

冬の終わりに「春は来るのか」というタイトルを見つけました。

そういえばそう。今年は春がくるのが遅かった。

しかし暖かくなったらなったでとにかく気温はあがる一方。


あつい…。


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