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昭和レトロのアドバルーンとお子様ランチがセタビに登場!


デパートといえば、屋上に揚がるアドバルーンに興奮し、大食堂のお子様ランチの旗を記念に持って帰る・・・といった楽しみをされた方も多いのでは。

現在開催中の展覧会「暮らしと美術と髙島屋」展は、髙島屋史料館所蔵の美術作品や資料などを中心に百貨店の様々な文化活動を紹介しています。この展覧会では江戸後期に創業した老舗百貨店ならではの、明治、大正、昭和、平成の現在まで続く180余年の歴史を辿ることができます。

 昭和のデパートのイメージを代表するのが、遠くからも目をひく、アドバルーン広告や、大食堂の豊富なメニューでしょう。特にワンプレートに、コロッケやナポリタン、そしてデザートまで子どもの大好物が盛られたお子様ランチは、家族がデパートで食事をする時の定番メニューでした。

 そこで今回の展覧会では、昭和時代のデパートを懐かしんでいただこうと4月29日までアドバルーンを揚げています。(ただし天候によって、安全のため揚げられない時もございます)青空にゆらゆらと漂うアドバルーンを、是非、見つけてみてください。

 そして、美術館の併設レストラン「ル・ジャルダン」では、デパートの人気メニューのお子様ランチを大人向けにアレンジした「大人のお子様ランチ」(税込2500円、コーヒー付)を毎日限定20食ご用意しています。こちらは、今が旬のグリンピースをたっぷり使ったコクのあるスープにはじまって、コロッケは、贅沢な蟹爪のフリットに、付け合せのナポリタンの替りはホウレンソウのタリアテッレと、お洒落にアレンジされています。最後のデザート、プリンアラモードも、南米のベネズエラの豆、トンカ豆の苦みを加えて、ちょっと大人の味に仕上げています。展覧会限定の特別メニューですので、この機会に是非お召し上がりください。


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