Ars cum natura ad salutem conspirat

人のかたち、人の想い


心地よい風、暖かな光の中、ゴールデンウィークが始まりました。

みなさまはいかがお過ごしでしょうか。


世田谷美術館では、新しく展示替をしてみなさまをお迎えいたしております。


5月の収蔵品展は「人のかたち、人の想い 第1期収蔵品展 人々のものがたり Part 1 」(2009年5月1日(金)~7月12日(日))、企画展は「日本の自画像」(2009年5月2日~6月21日)です。

収蔵品展「人のかたち、人の想い」は、さまざまな人物画に焦点を当て、油彩から版画まで、普段は展示しない迫力のある大きな作品や、近づいてじっくり鑑賞したくなる小さな作品がみなさまをお待ちいたしております。


時代を越えて私たちに語りかけてくれる人々のものがたりに思わず立ち止まって耳を傾けたくなる魅力あふれる作品の展示です。



「日本の自画像」は11人の素晴らしい写真家の視線の先に見た1945年から1964年の日本の表情をご覧いただけます。


戦後の日本を生きた人々の喜び・悲しみ、憂え…人間の生きる様の力強さ、美しさに震撼させられます。一瞬一瞬のまばゆい生命の輝きがみなさまをお迎えいたします。


また企画展会場の半円を描き人々を包み込んでくれる窓からは瑞々しい新緑を存分にご堪能していただけることと思います。


みなさまの大切なお時間を当館でお過ごしいただけると幸いです。


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