Ars cum natura ad salutem conspirat

内井昭蔵のディテールを見つけて・・・


世田谷美術館では本日から、当館を建築した内井昭蔵の展覧会が始まりました。


内井昭蔵は世田谷美術館を建築する上で取り入れたモチーフのひとつに“波”があると言っています。

当館入口を入ってすぐのエントランスホールの天井や床に注目してください。そこには、ゆるやかな曲線を描いたアール状が続き、“波”を感じることができます。エントランスから2階へ上がる階段の手すりや、階段を上ってすぐのベンチに連続する“波”を感じながら、そのまま流れるように2階のライブラリーにもお越し下さい。


ライブラリー内でも、書棚や読書テーブルから、“波”を感じることができます。

ライブラリーの書棚、読書テーブル、椅子、照明などはすべて木製で作られており、そのディテールに注目するのも内井建築の楽しみだと思います。画像はライブラリー内にあるディテールの一部です。どこの部分だと思いますか?ぜひ足を運んで見つけてみて下さい。


ライブラリーはどなたでも無料で閲覧することができます。

内井昭蔵の建築空間の中で、居心地の良い時間を過ごしていただけたら幸いです。



ライブラリー開室時間 : 10:00~18:00(入室は17:45まで)


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