Ars cum natura ad salutem conspirat

シカゴ風景


ゴールデンウィークは、どこかにお出かけになりましたか?

清川泰次記念ギャラリーにも多くのお客様がいらっしゃいました。

GWの時期はちょうど庭の白牡丹が美しく咲き、沢山のお客さまの目を楽しませてくれました。

今はシャクヤクの蕾が大きくなり、綺麗な花の開花を予感させてくれています。

現在、清川泰次記念ギャラリーでは「清川泰次と1950-60年代のアメリカ」展を開催しています。

清川泰次は最先端のアメリカ美術に触れるため、1950年代と60年代の2度にわたり渡米し、作品制作に励んでいます。本展では、アメリカ時代の清川の作品を中心に、滞在中に撮影された写真も一緒にお楽しみいただけます。


今回展示された写真の中に、シカゴの風景が撮影されたものがいくつかあります。シカゴは多くの摩天楼が立ち並ぶ、近代建築で有名な美しい街です。清川泰次もアメリカの美しい街並みを多くカメラに収めています。


その中の一枚〈シカゴ風景〉は、シカゴを代表するトリビューンタワーとリグレービルディングの雄大な姿と1950年代のアメリカの活気が伝わる写真です。この写真は以前からミュージアムショップのオリジナルポストカードとしても販売され、非常に人気の高い一枚です。


これらの写真や作品のほかにも、渡米時代の日記の展示や、ニューヨークのマディソンアヴェニューで個展を開催した際に作成した冊子なども手にとってご覧いただけます。お近くにいらしたときは、ぜひ成城の清川泰次記念ギャラリーまで足をお運びください。


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