Ars cum natura ad salutem conspirat

2010.06.08

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子どもの目


子どもたちが囲んでいるカードは10枚。何でしょうか？

これは、現在展示中の建畠覚造の彫刻マケット（模型）のカードです。実は当館のインターンである大学生の手作り。「似た者同士でグループ分けできるかな？」という学生の問いかけのもと、「もこもこしたもの、トゲトゲしたもの。あと、成長しそうなもの」とか、「雲っぽいのと傘みたいなのは“お天気シリーズ”でまとめようか」などなど、たくさんの分類アイディアを出す子どもたち。当館で14年前から続いている、区内の小学校への出張授業「特別プログラム」の一こまです。

「特別プログラム」は、美術館の教育活動に関心をもつ東京学芸大学の学生さんが主体となって考案・実施します。子どもたちが美術館に親しみを持ってくれるように、毎年あの手この手で楽しい授業をひねり出します。毎年40校近くに出張し、これまでにつくったプランは150以上！おかげさまで学校の先生方にも大好評で、授業を受けてから美術館にやってくる子どもは、実によく作品を見てくれるのです。

投稿者: M.T　日時: 10:00 AM　 　


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