Ars cum natura ad salutem conspirat

「イタリアの部屋でみる夢」 ある日のこと-2


現在、世田谷美術館で開催している「イタリアの部屋でみる夢」。

当館が所蔵するイタリアで生まれたアーティストの作品をご紹介しています。

先日、この展覧会を女優の柴本幸さんが取材に来られました。

柴本さんは、さまざまな美術館に足を運び、その時に感じた印象や、展覧会の構成などをレポートされ、某誌に連載されています。

彼女は作品を時に遠くから眺め、時に近くによって凝視し、時にしゃがみこんで覗き込みと、じつに丹念に、そして楽しそうに、自分だけの発見を求めている様子でした。

美術品を観ていますと、自ずと作品が生まれてきた歴史的背景にも関心が広がりますが、もちろん、そうした視点も柴本さんは忘れてはいません。傍らで取材に立ち会っている私にも、幅広い質問がドシドシと・・・。

先入観を持たず、自分のありのままの感性で純粋にアートに向き合っている柴本さんの様子は、心地よき風吹く丘の小道を散策するかの如く、といった風情でした。


展覧会は6月30日まで開催しています。

世田谷美術館は、7月1日から来年の3月末まで、改修工事のために休館しますので、この展覧会で、皆さまとは、しばしのお別れということになります。


どうか、お時間をみつけていただき、ご来場下さい。


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