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クロニクル的展覧会?「対話する時間」


現在開催中の世田谷美術館のコレクションによる展覧会「対話する時間」は、ある意味26年を経た世田谷美術館のこれまでの展覧会歴を振り返るような展示となっています。

世田谷美術館へ何度か足を運んでくださった方々には、展示されている作品一つひとつをご覧いただくと、「あの展覧会に出品されていたあの作品」、と当時の展覧会を思い出し、懐かしい気持ちになっていただけるかもしれません。

今回の出品作品から繋がる過去の展覧会をいくつか挙げてみましょう。

「ラウシェンバーグ―ROCI日本展」(1986年)、「NEW TRENDS-世田谷の新世代」(1987年)、「ディヴィッド・ナッシュ―船形ワークス」(1987年)、「都市と現代美術―廃墟としてのわが家―」(1993年)、「70年代日本の前衛-抗争から内なる葛藤へ」(1993年)、「アンディ・ゴールズワージー展―ふたつの秋」(1994年)、「混沌 蔡國強」(1994年)、「クロッシング・スピリッツ カナダ現代美術展1980—94」(1995年)、「インサイド・ストーリー 同時代のアフリカ美術」(1995年)、「リチャード・ロング展 山行水行」(1996年)、「ペンク展―表象の旅人:文字と図像」(1997年)、「ジェームズ・タレル展 夢の中の光はどこからくるのか?」(1998年)、「宮本隆司写真展―壊れゆくもの・生まれいずるもの」(2004年)、「冒険王 横尾忠則展」(2008年)

などなど。

是非、思い当たる展覧会名があったら足をお運びください。

あの時の感覚が蘇ってくるかもしれません。そして、数年を経た今、また新鮮な気持ちで作品と対話できることでしょう。


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